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連載『スポーツパフォーマンス分析への招待』第18回

連載『スポーツパフォーマンス分析への招待』第18回が掲載された「月刊トレーニング・ジャーナル」2021年6月号が、本日5月15日に発売されました。

連載 スポーツパフォーマンス分析への招待 18
パフォーマンスと情報分析の関係
ー 初回の授業で取り上げたこと
橘 肇・橘図書教材、スポーツパフォーマンス分析アドバイザー
監修/中川 昭・筑波大学名誉教授、日本コーチング学会会長

今回は、私が4月から担当している桐蔭横浜大学でのスポーツ情報分析関連の授業「スポーツ情報戦略論」「スポーツ技術・戦術論」について、初回と2回目の授業で行ったことをご紹介しています。私自身がこれらの授業を計画、実施する上でどんな悩みを持ち、それにどう取り組んでいるのか、 率直にお伝えできればと思います。

スポーツパフォーマンス分析の世界への入り口と私が位置づけた1、2回目の授業では、主に次のことを伝えました。

  1. スポーツパフォーマンス分析の意義 – 人は必ず間違える、人は必ず忘れる
  2. スポーツパフォーマンス分析の今のトレンド – テクノロジーの進化、リアルタイム分析、アナリストの存在
  3. 競技力と情報分析の関係 – 競技力(パフォーマンス)を構成する要素
  4. 戦略・戦術・技術の関係 – 戦略・戦術・技術の階層構造、対立相手との相対的な位置づけ

2.などは私がソフトウェアの販売を通じて見聞きし、体験もしてきたことですので、比較的楽に説明もできました。しかし3.や4.については、スポーツ情報分析を考える上で必須の知識ですが、こうした抽象的な概念をどう説明すればいいのか非常に悩みました。当然のことですが、経験を積んだ先生方と初心者の私の違いの1つは、こうしたことを実例などをひきながら、いかに身近に感じさせるように教えられるか、その点だと改めて納得しました。

また、コロナ禍でなかなか対面授業が思うにまかせない状況ですが、学生たちの反応や考えにこそ、自分の授業を改善していくヒントが大いにあることも感じています。

以前にお手伝いしていたことのある医療安全の講習会で聞いた言葉「教えることは学ぶこと」を日々実感しています。ぜひ、お読みいただければ幸いです。
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(橘 肇/橘図書教材)