12月10日発売の「月刊トレーニング・ジャーナル(ブックハウス・エイチディ)」2022年1月号から、新連載『実践・スポーツパフォーマンス分析』としてスタートします。スポーツパフォーマンス分析の知識や手法をコーチングや教育の様々な現場において生かす方法、またそのために学ぶべきことについて、さらに取材や調査の幅を広げて探っていきます。
初回である今回は、まずこれまでの連載内容を振り返りながら、今後の連載で取り組みたいことと、その展望を述べてみました。
私自身のスポーツパフォーマンス分析に関する考えは、2020年9月号での中川昭先生のインタビューの中の言葉「ゲームパフォーマンス分析はまさにコーチング学の中の中核的な学問領域」に大きく影響を受けました。スポーツパフォーマンス分析は競技スポーツの競技力向上に限らず、さまざまな年代、さまざまな分野で活用できる可能性がありますし、アナリストを目指す人だけの必修科目ではないはずです。
このテーマにも、今後の連載の大きな柱の1つとして取り組んでみたいと思っています。
(橘 肇/橘図書教材)