連載『実践・スポーツパフォーマンス分析』第10回「視点と仮説でリソース不足をカバー②」

連載『実践・スポーツパフォーマンス分析』第10回が掲載された「月刊トレーニング・ジャーナル」2022年10月号(電子書籍)が、9月10日発売されました。

連載 実践・スポーツパフォーマンス分析 10
視点と仮説でリソース不足をカバー②
ー 競技関係者ではない視点だからこそ見えてくるもの
橘 肇・橘図書教材、スポーツパフォーマンス分析アドバイザー
監修/中川 昭・京都先端科学大学特任教授、日本コーチング学会会長

前回に引き続き、日本バレーボール学会第27回大会における渡辺寿規様(滋賀県立総合病院)を中心とした研究グループの発表「TOKYO 2020男子大会における、アルゼンチンチームの特徴的ブロック戦術に関する検討」を題材に、現在のバレーボール界でのデータ分析に関する課題、また得られたデータを選手育成に活かす可能性へと話は展開していきます。

今回の取材に応じて下さった研究グループの方からは、世界のバレーボールのトレンドの一端を、少しでも早く解き明かしたいという情熱を感じました。

また手作業を中心とした分析で研究を続ける理由について、「バレーボールがどんな競技なのか知りたい、突き詰めたい」「私自身はバレーボールどころかスポーツにも直接関係していないからこそ、冷静に、客観的にゲームを見ることができるので、内部にいる人たちよりもその点で少し有利な立場にいるのかなと思います」という渡辺様の言葉が非常に印象的でした。

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(橘 肇/橘図書教材)