連載『実践・スポーツパフォーマンス分析』第11回「京大野球部の成長を支えるパフォーマンス分析」

連載『実践・スポーツパフォーマンス分析』第11回が掲載された「月刊トレーニング・ジャーナル」2022年11月号(電子書籍)が、10月10日に発売されました。

連載 実践・スポーツパフォーマンス分析 11
京大野球部の成長を支えるパフォーマンス分析
ー 分析担当部員と元プロ監督の好連携がデータを活かす
橘 肇・橘図書教材、スポーツパフォーマンス分析アドバイザー
監修/中川 昭・京都先端科学大学特任教授、日本コーチング学会会長

この春の関西の野球界を席巻した話題と言えば、まずは「阪神タイガースの開幕9連敗」ですが、それ以上にメディアを賑わせたと言っても過言でないのが、関西学生野球での京都大学の躍進でした。開幕戦での勝利を皮切りに、関大から40年ぶりの勝ち点、立命大から20年ぶりの勝ち点を挙げ、さらに最終戦に勝利すれば関西学生野球での最高順位の3位に手が届くところでした。

強豪私学5校と互角の戦いを繰り広げたその背景には、元プロ野球選手でもある近田怜王新監督の采配、データ班の学生の働きによるデータの活用などがありました。それらは既に数多くのメディアでも取り上げられていますが、そこはこの連載です。「データに対する向き合い方」や「監督とスタッフ、選手間のコミュニケーション」といった観点から、さらに掘り下げてみました。

写真:京大野球部の帽子のマークは「DB」です。

学生スポーツにおいて指導者と部員との関係はどうあれば良いのか、その1つの考え方を見ることができました。この連載での初めての野球、また学生スタッフへの取材記事でもあります。ぜひ、学生の指導に携わる方にもお読みいただければと思います。

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(橘 肇/橘図書教材)