連載『実践・スポーツパフォーマンス分析』第16回「スポーツデータ解析」から「スポーツデータサイエンス」へ

連載『実践・スポーツパフォーマンス分析』第16回が掲載された「月刊トレーニング・ジャーナル」2023年4月号(電子書籍)が、3月10日に発売されました。

連載 実践・スポーツパフォーマンス分析 16
「スポーツデータ解析」から「スポーツデータサイエンス」へ
ー 12回目を迎えたコンペティションのこれから
橘 肇・橘図書教材、スポーツパフォーマンス分析アドバイザー
監修/中川 昭・京都先端科学大学特任教授、日本コーチング学会会長

実際のスポーツのデータを使用して学生が研究発表を行うコンペティションが2011年に誕生し、毎年発展を続けています。「スポーツデータサイエンスコンペティション」(主催:日本統計学会スポーツデータサイエンス分科会、情報・システム研究機構統計数理研究所)です。

私も聴講したことがありますが、スポーツ・体育系ではない様々な学部学科に所属する学生が、スポーツデータの企業などから提供された「実際のデータ」を使った研究発表を行っている光景は、非常に新鮮に感じたものです。

そのコンペティションが12回目を迎えた2022年、名称をそれまでの「スポーツデータ解析」から「スポーツデータサイエンス」に変更するという大きな改革を行いました。

今回の連載では、2011年の立ち上げから主催者の1人として関わっておられる酒折文武氏(中央大学理工学部数学科准教授)に、この名称変更の持つ意味、それを受けて開催された今回のコンペティションの総括をお聞きしました。大学でのデータサイエンス教育について、そしてスポーツデータ分析に関する教育について、示唆に富んだインタビューとなっています。

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(橘 肇/橘図書教材)

アイキャッチ画像:写真AC