連載『実践・スポーツパフォーマンス分析』第20回が掲載された「月刊トレーニング・ジャーナル」2023年8月号(電子書籍)が、7月10日に発売されました。
連載 実践・スポーツパフォーマンス分析 20
世界一の柔道を支える「世界一のインテリジェンスチーム」
ー 全日本柔道連盟科学研究部の取り組み
橘 肇・橘図書教材、スポーツパフォーマンス分析アドバイザー
監修/中川 昭・京都先端科学大学特任教授
今回取り上げた競技は「柔道」です。皆さんはパフォーマンス分析について、主に球技で行われるもの(ゲームパフォーマンス分析)と考えるかもしれません。しかし実際は、武道のような競技でも盛んに行われるようになっているのです。中でも全日本柔道連盟(全柔連)はその価値を十分に理解し、成果を上げていると言ってもよいでしょう。
全柔連の情報分析活動の概要や成果については、これまでも数多くのメディアで取り上げられてきました。そうした記事を私も目にする中で、実際に大会の現場に行って撮影や分析を行なっているスタッフの方の具体的な作業内容や、その中での喜びや苦労を聞いてみたいと思っていました。
そこで、今年の5月7日から14日にかけてドーハ(カタール)で開催された世界柔道選手権大会に全柔連の科学研究部のスタッフの1人として帯同していた川戸湧也先生(仙台大学体育学部講師)にお話を伺いました。世界一の柔道チームを支えているもの、それが「世界一のインテリジェンスチーム」でなくてはならないという、科学研究部の方たちの誇りです。
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(橘 肇/橘図書教材)
アイキャッチ画像:写真AC