月刊トレーニング・ジャーナル10月号、連載『スポーツパフォーマンス分析への招待』予告

連載『スポーツパフォーマンス分析への招待』第10回が掲載予定の、月刊トレーニング・ジャーナル(ブックハウス・エイチディ)10月号は今月10日の発売予定です。

現在発売中の9月号では、スポーツパフォーマンス分析の「教育・研究分野における可能性」をテーマに取り上げています。その中で、中川昭先生(日本コーチング学会会長)はスポーツパフォーマンス分析、特にゲームパフォーマンス分析がコーチング学の中核的な学問領域であると述べられ、また今後のスポーツ科学の教育・研究の中でますます意義が大きくなっていくと予測なさっています。

そこで次号から2回にわたり、日本の主要な体育系の大学・学部の教育の中のスポーツパフォーマンス分析を取り上げます。いくつかの大学を取材したところ、それぞれの大学の個性を反映した個性のある取り組みが見えてきました。

私見ですが、近年の日本のスポーツアナリティクスに関する動向を見ている中で、こうした大学での「基礎教育」の重要性にあまりスポットが当たっていないように感じられます。この企画は、私なりに少しでもその部分を埋めてみたいと思ってのものでもあります。スポーツ系の大学・学部への進学を考えている高校生の参考にもなればとも思っています。

また連載以外に、特集「これからのスポーツ環境」の中でも取材記事を担当しています。こちらもスポーツの情報分析、データの扱いかたに深く関わりのある記事です。こちらも合わせて、ぜひスポーツ情報分析に興味のある、多くのかたにお読みいただければと思います。

※ 記事内容等については現在の予定ですので、ご了承ください。

(橘 肇/橘図書教材)