連載「スポーツパフォーマンス分析への招待」第7回

連載「スポーツパフォーマンス分析への招待」第7回が掲載された「月刊トレーニング・ジャーナル」が本日(10日)発売されました。

連載 スポーツパフォーマンス分析への招待 7
質的分析と量的分析
──それぞれの強みと弱みを考察する
橘 肇・橘図書教材、スポーツパフォーマンス分析アドバイザー
監修/中川 昭・日本コーチング学会会長

スポーツパフォーマンス分析は一般的に質的分析と量的分析に分けられます。今回はその中で取り扱われる「データ」について、次の4つの視点から考察しました。

1. 質的なデータと分析
2. 自動的に収集されるデータ
3. 質的データの量的分析
4. 判定がアナリストから独立しているイベント

具体的な題材として、このホームページの中のコラムでも先に取り上げた野球とソフトボールの「スコアブック」と「配球表」を例にとりました。

自分の人生の選択に深く関わったスポーツであるにも関わらず、野球のデータをパフォーマンス分析の視点から整理して考えてみたのはこれが初めてかもしれません。昨年、短期的ながら現場のアナリストを務め、一つの責任を持ってデータを眺めた経験が、きっかけになったのかもしれません。その時に感じた疑問について、整理することができました。

テーマとして大きな風呂敷を広げながら、うまく畳みきれなかったような気はしますが、『スポーツパフォーマンス分析入門』の内容に、自分の経験を織り交ぜて書くことができました。ぜひ、お読みいただけますと幸いです。

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(橘 肇/橘図書教材)