連載『実践・スポーツパフォーマンス分析』第6回が掲載された「月刊トレーニング・ジャーナル」2022年6月号が、5月15日発売されました。
連載 実践・スポーツパフォーマンス分析 6
タイムモーション分析テクノロジーの進化
ー 屋内競技でも進むトラッキングデータの活用
橘 肇・橘図書教材、スポーツパフォーマンス分析アドバイザー
監修/中川 昭・京都先端科学大学特任教授、日本コーチング学会会長
今回は、屋内でのタイムモーション分析が可能なシステムの 1 つ「KINEXON」(キネクソン)を日本国内で展開し、特にバスケットボールチームへの導入を積極的に進めているスポヲタ株式会社様に取材を行いました。
屋内競技でも使えるトラッキングテクノロジーの登場
私自身、手作業のトラッキングソフトウェアや、GPSシステムの輸入・販売に長く携わってきた経験がありますので、ゲームパフォーマンス分析の中でも「試合分析」だけではなく、「タイムモーション分析」にも強い思い入れがあります。特にその頃は、まだ屋内で簡単に利用できるシステムがありませんでしたら、バスケットボールなどの屋内競技の関係者の方は選手の運動量の把握には苦労なさっていたと想像します。
インタビューではKINEXONのテクノロジー、また日本国内で始まった室内競技でのトラッキングデータの活用に関して、競技力向上、またファンエンゲージメントの面からの最新情報を伺うことができました。もう一つ、私が非常に熱を感じたのが、スポヲタ株式会社の家徳社長が創業に至るまでのストーリーです。情熱が縁を引き寄せる、そんなお話もぜひ皆さんに知っていただけたらと思います。
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アイキャッチ画像:写真AC
(橘 肇/橘図書教材)