連載『実践・スポーツパフォーマンス分析』第23回「アナリストとコーチの相互作用と成長を導く」

連載『実践・スポーツパフォーマンス分析』第23回が掲載された「月刊トレーニング・ジャーナル」2023年11月号(電子書籍)が、10月10日に発売されました。

連載 実践・スポーツパフォーマンス分析 23
アナリストとコーチの相互作用と成長を導く

―― 日本ハンドボール協会情報科学委員会の活動
橘 肇・橘図書教材、スポーツパフォーマンス分析アドバイザー
監修/中川 昭・京都先端科学大学特任教授

今回は、公益財団法人日本ハンドボール協会のパフォーマンス分析に関する活動を取材しました。ハンドボール日本代表は、男子・女子ともに、この10月にパリオリンピックの代表権獲得を目指す戦いを控えています。

こうした五輪競技において日本代表チームの情報分析活動を支えているのは、主に競技団体の情報分析部門です。特に資金や人材に余裕があるとは言えない小規模な競技団体では、どのような発想や工夫で情報分析活動に取り組んでいるのでしょうか。情報分析部門の責任者を務めておられる、強化本部情報科学委員長の市村志朗先生(東京理科大学教養教育研究院長・教授)にお話を伺いました。

市村氏は、ご自身も数々の大会で日本代表チームのアナリストとして帯同した経験をお持ちで、自分自身が行なっている分析ツールの開発や分析方法の工夫などについて、積極的に情報を公開、発信なさっています。情報科学委員会のリーダーとして心掛けておられることの第一は、メンバーの間でのナレッジ(知識)の積極的な共有だそうです。この「共有」というキーワードは、日本のみならず、世界のハンドボール界に共通する特長となっています。

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アイキャッチ画像:rawpixel

(橘 肇/橘図書教材)