連載『スポーツパフォーマンス分析の方法を教師の育成支援に』第2回「②紙の診断票と分析ソフトを併用する利点」

「月刊トレーニング・ジャーナル」2024年2月号(電子書籍)が、1月15日に発売されました。「スポーツパフォーマンス分析を教師の育成支援に」と題したスペシャルレポートの第2回が掲載されています。

スペシャルレポート
スポーツパフォーマンス分析の方法を教師の育成支援に
― ②紙の診断票と分析ソフトを併用する利点
橘 肇・橘図書教材、スポーツパフォーマンス分析アドバイザー

今回は、NPO団体「教育総合プロデュース・RTF教育ラボ」が行っている授業診断について、授業中の具体的な診断方法に関するレポートです。

授業開始のチャイムが鳴ると、授業診断を行うメンバーは2つのチームに分かれ、それぞれの担当する方法で授業の観察を始めました。紙の診断票での診断を行うチームと、パフォーマンス分析ソフトを使った診断を担当するチームです。パフォーマンス分析ソフトの担当には、この日初めて操作をするという教員2人のペアも含まれていました。それぞれの診断にはどのような項目が含まれているのか、その具体的な内容も明かされます。

この小学校が授業分析を導入した理由、そして映像での振り返りによって得られる効果について、校内で研修を担当している先生のお話も伺いました。特に若手の先生の授業の「授業力」を改善、向上させたいと思っている指導担当の先生方は多いのではないでしょうか。こうした事例を、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

(橘 肇/橘図書教材)