【コラム】大事なのは「伝え方」

先月の『教育ITソリューションEXPO』では、さまざまな教育関係者の方が展示に立ち寄ってくださいました。

学校関係者、教職員の方はもちろんですが、教育・研修を事業としているコンサルティング系の会社の方、また事業会社であっても、その中で社内外への教育研修を担当している部門の方も、弊社「Vosaic」に興味を寄せてくださいました。

お話を伺っていると、今の指導者研修では「教える内容」を学ぶだけではなく、「教え方」、つまり「どのような伝え方をすべきなのか」、そして自信や対応力といった心理的な資源を身につけることも大事になってきているようです。
このあたり、私のもう一つの柱である「スポーツパフォーマンス分析」で取材を進めていることとも大いに重なります。

「教えること・学ぶこと」という点では、ジャンルの違いはないのだと改めて感じます。

Vosaicのブログ記事「教師の心理的資本を育む」では、劇的に変わり行く現在の社会状況の中で求められる、「心理的資本」(希望、自己効力感、レジリエンス、楽観性)の重要性とともに、それらをいかに「測定・評価ができる形」で育成・改善していくかということが考察されています。こちらもぜひ、ご覧ください。

教育とスポーツ、2つの分野で仕事をしていることを強みに、学んだことを双方のお客様に還元していければと思います。

(橘 肇/橘図書教材)


Vosaicについて
Vosaicはアメリカ・ネブラスカ州リンカーンに本社を置くFACTSが展開する、教師教育、医療教育、指導者育成、専門能力開発のためのビデオプラットフォームです。数多くの教育機関、学区、医療機関、ビジネスコーチング会社等に採用され、授業研究・授業評価やシミュレーショントレーニングなどのフィードバック、省察など、専門能力の開発のために用いられています。